ヘアケアオイルの間違った使い方はトラブルの原因に
結論から申し上げれば、ヘアケアオイルは比較的トラブルが生じることの少ないヘアケアアイテムです。正しい使い方をすれば、効果を実感しやすく、ケアも簡単で普段のケアにプラスするには最適のアイテム。しかしながら、その使い方を間違えると、トラブルの原因にもなります。その間違った使い方の多くは次の2つです。
1.適量以上のオイルをつける
ヘアケアオイルはごく少量でも、その効果を発揮します。逆に適量以上のつけすぎは、髪の毛全体をベタつかせ、見た目も清潔ではなく、ボリュームダウンにもつながってしまいます。
2.直接頭皮につける
基本的にヘアケアオイルは頭皮に直接つけるのはNGです。頭皮に直接つけることで毛穴を詰まらせ、頭皮環境の悪化を招き、そのことが結果的に抜け毛などのトラブル原因になることが考えられます。
ヘアケアオイルの正しく効果的な使い方とは?
1.シャンプー後の濡れた髪の毛に使う
ヘアケアオイルは、シャンプー直後の清潔で濡れた髪の毛に使うことで、馴染みやすく、ドライヤーの熱からも守ってくれるので、より効果的です。傷んだ髪の毛のキューティクルも乾燥してしまうと広がり、パサつきますが、濡れている間ならキューティクルの広がりも抑えられ、傷んだ髪の毛の補修効果を感じやすいでしょう。
2.少量ずつ分けて使う
ヘアケアオイルは少量ずつ、小分けにして使うことが失敗を防ぐ大きなポイント。濡れた髪に使用するときも、まずは1,2滴を手にとり、手のひらに馴染ませたオイルを髪の毛先を中心につけていきます。その後、ドライヤーをし、仕上げに様子を見ながら、足りないようならまたつけ足していく、という使い方をすれば、髪がベタ付くこともなく、必要以上にボリュームを抑えたりせず、艶やかな髪の毛に導きます。
抜け毛や薄毛ケアに効果的な使い方とは?
抜け毛や薄毛などのケアにヘアケアオイルを使うときには、直接頭皮にオイルをつけ、頭皮マッサージを行います。
「ヘアケアオイルを直接頭皮につけるのはNG」ですが、アルガンオイル、マルラオイル、オリーブオイルなど植物由来のヘアケアオイルの中には、頭皮に直接つけ、頭皮マッサージにも使えるものもあります。シャンプー前に頭皮に直接つけマッサージをすることで、頭皮の汚れを浮かせやすくし、薄毛や抜け毛の原因である頭皮の乾燥を防ぎ、頭皮にうるおいを与えます。
これらは製品によって使用頻度も異なりますので、頭皮マッサージに使い方変えるオイルであるかの確認、また使用回数、適量をしっかり守って正しく使うようにしましょう。
正しく使って髪の毛も頭皮も健康に
ヘアケアオイルは、正しく使うことが効果を実感するためには何より大切。基本は髪の毛の毛先を中心に、少量ずつ様子を見ながらつけていきましょう。効果な使用法はシャンプー前につけること。頭皮マッサージにも使える植物由来のヘアケアオイルなら、頭皮にも潤いを与え、乾燥を防ぐことで抜け毛や薄毛ケアの効果も期待できます。ヘアケアオイルを正しく使って、健康で潤いのあるトラブルの少ない髪の毛、頭皮環境を目指しましょう。
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