シャンプー方法と抜け毛量は関係する?
実は、薄毛・抜け毛の原因として、シャンプーの使用方法も挙げられます。 シャンプー方法が間違っていると、髪の毛や頭皮にダメージを与えることになります。 まずは、正しくシャンプーを使えているのか見直し、対策していきましょう。
①”髪を濡らす”ではなく”頭皮を洗う”
頭皮の汚れを落とすにはシャンプー前にしっかりとお湯で頭皮を洗うことが重要です。頭皮をしっかりとお湯で洗うことができれば、それだけで頭皮の汚れの7~8割は落とすことができます。
また、整髪料をたっぷり使う習慣がある人は、頭皮の清潔さを保つために2度洗いが必要です。 最初に整髪料や外の汚れを洗い流します。 それから、ゆっくりと頭皮のマッサージをしながら、シャンプーをしっかり泡立てて、泡を毛穴まで落とし込みましょう。
ただし、刺激が強くなりすぎると逆に頭皮を痛めてしまいますので、 2回目のシャンプーの量は、初回の半分以下にし、優しくマッサージしていきましょう。
②ゴシゴシ洗わない
ゴシゴシ力強く洗ってしまっていませんか。 頭を洗う時には、頭皮を傷つけないようにする必要があります。 指先で力強く洗ったり、爪を立てて擦りつけたりしないように洗いましょう。
体の部分でも、特に頭皮は刺激に弱い部分です。
泡で洗い流すイメージで、手のひらでしっかりシャンプーを泡立ててから使いましょう。 泡を頭皮にゆっくり浸透させるほうが、しっかりと汚れを落とすことができます。
③下から上に洗うこと
薄毛治療利用者の方に伺ったところ、共通しているのが髪の毛を洗う順番。 髪の毛の流れとは反対方向に洗っていくことで、隅々までシャンプーの泡が行き渡ります。その為、毛先から根本に向かって洗っていきましょう。
シャンプーを洗い流す際も同様に毛先から根本へと流しましょう。
この洗い方を行っていけば、シャンプーが頭皮に残りにくくなり、シャンプーを洗い流しやすくなります。
④洗髪は1日1回がベスト
朝シャンプーをして、寝る前のお風呂でもシャンプーをするという方も多いようですが、洗わないのも頭皮にもちろん良くないですが、洗いすぎもよくありません。 洗いすぎてしまうと、髪の毛を健康保つ為に必要な皮脂までが失われてしまいます。
正しくシャンプーができるようになれば、一日1回で十分です。
⑤正しいシャンプーを選べているか
きっちりと洗っていても効果がない場合は、シャンプーに原因がある可能性があります。
シャンプー自体は界面活性剤が含まれており、その種類で分類できますが アミノ酸に分類される種類が、頭皮には一番良いです。 もし、洗い方を正しても効果が現れない場合は、アミノ酸のものを使用してみてください。
⑥お風呂あがりの重大なミス
女性でも意外と多いのがお風呂あがりの自然乾燥派。 自然乾燥は頭皮が乾燥する原因で、角質を傷めてしまうので絶対に避けてください。 まずは、しっかりタオルドライすることが大切です。そうすることで、ドライヤーの時間を短縮することが出来、髪のダメージを軽減することが出来ます。 その際は、擦り付けるようにタオルを使わず、押さえてタオルで水分を吸い取るような拭き方をしましょう。
⑦ドライヤーの思わぬ落とし穴
髪の表面のタンパク質は100度を超えると変形し、うねりやぱさつきの原因にもなるため、一般的な100度程度の熱が出るドライヤーよりも、60度程度の熱で速乾させることが出来る低温ドライヤーが髪と頭皮にオススメです。
仕上げのドライヤーは、熱で頭皮を乾燥させやすいので、15~20cmくらいは離して使ってください。近すぎると頭皮と髪が火傷してしまいます。 使い方としては、常に全体を乾かすように意識しましょう。 同じ箇所に熱が当たらないように注意してください。
この記事へのコメントはありません。