薄毛改善効果を出すには成分が命?!育毛剤の正しい選び方

自分に合った育毛剤を選ぶには

近年、多くの女性が薄毛で悩むにつれ、女性用育毛剤の種類も非常に増えています。 しかし、あまり選択肢が多いと困ってしまいますよね。
そこで注目したいのが、成分です。 成分によって効果が違ってきますので、自分の頭皮環境を理解し、それに合った成分が配合されている育毛剤を選びましょう。

頭皮の乾燥に効果的な成分

お肌がいつも乾燥気味なら、頭皮も必ず乾燥しています。 肩や髪に細かいフケがあり、ちょっと触れると落ちる場合、乾燥によって頭皮の角質層が剥がれた乾性フケです。 以下の保湿作用のある成分が効果的です。

・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・レシチン
・トレハロース
・クララエキス
・褐藻エキス(ミツイシ昆布、利尻昆布、ガゴメ昆布など)
・ダイズエキス
・ベニバナエキス
・ボタンエキス など

頭皮のべたつきに効果的な成分

頭皮や髪がべたつき、大きなフケが出てかゆみが強い場合は、頭皮の皮脂分泌が過剰になっています。 紫外線によって皮脂が酸化し過酸化脂質に変化すると、回りの細胞をも酸化させてしまいます。 また、雑菌が繁殖して毛穴に入り込むことで炎症を起こし、毛根部がダメージを受けることもありますので、以下の成分で頭皮環境を改善しましょう。

<抗菌・殺菌作用>
・アロエベラエキス
・チョウジエキス
・ドクダミエキス
・ヒノキチオール
・ペパーミントエキス
・マツエキス
・ローマカミツレエキス など
<抗酸化作用>
・イチョウ葉エキス
・ショウキョウエキス
・酢酸トコフェロール
・ニンジンエキス
・ユキノシタエキス
・ローズマリーエキス など
<皮脂分泌抑制作用>
・オドリコソウエキス
・シャクヤクエキス など

血行促進作用のある成分

女性の多くは冷え性で、血流が悪くなっています。 さらに、頭部は耳から上の部分が髪の毛の10分の1程度の太さしかないため、血行不良になりがちです。 そのままにしておくと栄養不足で薄毛や抜け毛につながりますので、冷え性の女性は頭皮の血行を良くする成分を選びましょう。

・アルニカ花エキス
・ウメ果実エキス
・オランダガラシエキス
・ゴボウエキス
・酢酸トコフェロール
・シナノキエキス
・ジオウエキス
・ショウキョウエキス
・セファランチン
・センブリエキス
・チンピエキス
・トウキエキス
・ドクダミエキス
・トウガラシエキス
・ヒキオコシエキス など

毛母細胞を活性化する成分

毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことによって、髪が伸びていきます。 抜け毛や薄毛が気になり出したら、毛母細胞の機能が低下しているサインかもしれません。 たっぷり栄養を与えてあげましょう。
・褐藻エキス
・クロレラエキス
・サクラ葉エキス
・センブリエキス
・トウガラシエキス など

30歳を過ぎたら女性ホルモンを助ける成分も

30歳を過ぎると女性ホルモンの分泌量が徐々に減ってきます。 女性ホルモンには髪を健康に保つ働きがあるので、女性ホルモンの調整作用や男性ホルモンDHTの分泌を抑える成分がお勧めです。

<女性ホルモン調整成分>
・アカツメクサ花エキス
・カンゾウエキス
・ザクロエキス
・ダイズイソフラボンエキス
・ヒオウギエキス
・ヨモギエキス
・ワイルドヤムエキス など
<男性ホルモンDHT抑制成分>
・オウゴンエキス
・オトギリソウエキス
・チョウジエキス
・ノコギリヤシエキス など

あまり成分が少ない育毛剤は避けましょう

女性用育毛剤の中には、成分の多いものから数種類のものまで様々です。 多ければ良いというものではありませんが、一つの効果に対応する成分が1種類だけだと、なかなか結果が出ないことがあります。 頭皮の状態を把握し、自分に合った成分が数種類配合されたものを選びましょう。

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