【要注意】女性の抜け毛は病気の症状?!異常を感じたら確認すべき7つの病気

最近気になり始めた抜け毛。その原因はもしかしたら病気かもしれません。 女性の抜け毛には、多くの場合、頭皮ケアを見直すことで改善が可能です。

しかしながら、女性の抜け毛には病気が原因であることもあり、この場合、根本的な疾患の治療をしなくては、抜け毛の改善は見込めません。

 

抜け毛に加え、体調にも気になることがある、明らかに頭皮に異常がある、という時には早めの受診、早期治療で病気による抜け毛を改善しましょう。

病気が原因の女性の抜け毛について、どの診療科を受診したらよいか、病気の主な症状、原因についてお伝えします。

その抜け毛、病気かも。何科を受診すべき?

抜け毛に伴い、体調の不良や、明らかな頭皮の異常を感じている場合、何科を受診するのが良いのでしょうか。

以下では、受診する診療科別に考えられる病名、主な症状について解説しています。 ご自分の症状と照らし合わせてみて、病気の可能性がないか、チェックしてみましょう。

明らかに頭皮に異常がある場合はまずは皮膚科を受診

頭皮にかゆみやかぶれ、湿疹、一部分だけの脱毛など、明らかに頭皮に異常がみられる場合はまずは皮膚科を受診しましょう。抜け毛が増える頭皮疾患としては、以下の3つが考えられます。

 

1.脂漏性皮膚炎

  • 【主な症状】フケ、しつこいかゆみ、粉上の皮膚片がぽろぽろ落ちる、脱毛など
  • 【原因】あせも、洗髪時のシャンプーやリンスの流し残しによるかぶれ

脂漏性皮膚炎というと、生まれて間もない赤ちゃんの皮膚炎を思い起こされる方も多いでしょう。

赤ちゃんの場合は、保湿などで時間とともに自然治癒する場合が多いですが、大人になってからの脂漏性皮膚炎は治りにくい特徴があり、繰り返すことも多いといわれています。

2.頭部白癬(とうぶはくせん)

  • 【主な症状】大量のフケ、脱毛、髪の毛が折れやすくなる、かさぶたができる
  • 【原因】皮膚糸状菌の寄生

頭部白癬は「しらくも」とも呼ばれ、皮膚糸状菌が寄生することによって起こる皮膚病です。

皮膚糸状菌には多くの種類がありますが、代表的なものは水虫を引き起こす真菌が病原体です。

現在ではとてもまれな病気ですが、皮膚糸状菌自体、大変感染力が強く、治りにくいことも特徴です。

3.円形脱毛症

  • 【主な症状】 円形または楕円形の脱毛
  • 【原因】 免疫機能の異常

円形脱毛症は、その原因が未だ不明ですが、近年は免疫機能の異常による「自己免疫疾患」ととらえるのが主流になってきています。

痛みや、かゆみ炎症などは伴わずに、ある日気が付くと頭部に円形の脱毛している箇所を発見することが多く、進行中は、朝起きたときに枕に多く抜け毛が見られたり、シャンプー時の抜け毛の量が大量になったりします。

脱毛が治まり、発毛も見えて一見治癒したように見えても、再発することも多くあります。

抜け毛以外にも体調に不調を感じる時は内科を受診

身体がだるい、ヤル気が起きないなど、ただの疲労の蓄積では?と思って見過ごしている体の不調が、抜け毛を伴う内臓疾患である場合があります。症状を確認して、気になる場合は早めに内科を受診しましょう。

 

1.鉄欠乏性貧血

  • 【主な症状】疲れやすい、めまい、立ち眩み、息切れ、脱毛など
  • 【原因】体内の鉄分が不足している

女性にとっては大変身近な疾患で、貧血が抜け毛の原因ということに、驚く方もいらっしゃるのではないでしょうか? 女性の約10%が発症するといわれ、貧血と診断が下りないいわゆる「隠れ貧血」は半数に上るのだとか。

それらはほぼ鉄欠乏性の貧血です。毎月の月経、妊娠、出産と女性ゆえ身体の仕組みも女性に多い要因といわれています。

体内に鉄分が不足するとヘモグロビンの合成ができません。体中に酸素を運ぶ役割を果たすヘモグロビンが合成されないと、身体は常に酸欠状態。

息切れや疲れやすさはもちろんのこと、頭皮環境や髪の毛の生成にも悪影響を及ぼすのです。

2.甲状腺異常

  • 【主な症状】 だるさ、無気力、浮腫み、体重減少、喉の腫れ、脱毛など
  • 【原因】甲状腺ホルモンの分泌異常

甲状腺異常というと何か特別な病気と思いがちですが、実は女性に大変多い病気です。

ただ自覚症状として、明らかに喉が腫れてくる、しこりができた気がする、という場合を除くと倦怠感や、重い疲労感が主な症状で、病気と気が付かず、受診が遅れてしまう場合も。

甲状腺とは、のどぼとけの下にあり、新陳代謝を活発にする働きのある甲状腺ホルモンを分泌する働きがあります。

抜け毛の症状に関しては、甲状腺ホルモンが通常より多く分泌されてしまうと、新陳代謝が活発になり過ぎることで髪の毛が抜けやすくなります。

また逆に甲状腺ホルモンの分泌がうまく行かなくなると、新陳代謝が鈍くなり、頭髪の生成サイクルに伴って抜けた髪の毛が、なかなか生えにくい、という症状に。

診療科は内科を受診後、さらに専門の内分泌内科を紹介される場合が多いようです。

3.膠原病-全身性エリテマトーデス

  • 【主な症状】発熱、全身倦怠感、皮膚炎症、光線過敏症、口内炎、脱毛、関節炎など
  • 【原因】 現在は不明であるが、免疫機能の異常が大きく関わっていると考えられている

20~40代の女性が圧倒的に多いとされる病気です。膠原病といってもその種類、症状は多岐にわたり、ここではすべてをお伝えすることはできませんが、膠原病の中でも全身性エリテマトーデスは、免疫機能異常が大きく関わり、症状のひとつに脱毛が見られるとされています。

すべての症状がすべての人に現れるということもなく、病状には大変個人があります。

難病指定もされている病気で、多様な症状がみられるため、一度の診察で膠原病と判断にたどり着くことが難しいともいわれています。

不調を感じたらまずは内科を受診、その後、膠原病と診断が下りると膠原病内科と専門科へ進みます。

4.糖尿病

  • 【主な症状】疲労感、皮膚の乾燥、手足の感覚の低下、空腹感、喉の渇きなど
  • 【原因】 インスリンの分泌不全及びインスリン抵抗性

糖尿病は、甘いものが好きな人がかかりやすい、とその病名から誤解されがちですが、生活習慣、遺伝も原因のひとつと考えられています。

1型、2型とあり、9割が2型糖尿病。40代を過ぎ、太り気味、家族に糖尿病の方がいるとかかりやすく、糖尿病が抜け毛の原因になるのは、主にホルモンバランスの異常によるものです。

糖尿病が疑われる人は、毎年の健康診断の結果を注意してみることや、定期的なかかりつけ医の受診で早期発見、早期治療につなげましょう。

病気が疑われたら抜け毛を放置せず、専門医への相談を

加齢や生活リズムの乱れなども女性の抜け毛の主な原因ですが、抜け毛の原因が何らかの病気であるとき、頭皮ケアだけでは改善することはできません。

また内科的疾患の場合、その初期症状は疲労感や倦怠感など、見過ごしてしまいがちな症状が多くあります。

早期治療を逃すと治りにくく、重症化してしまう危険性もあります。抜け毛に伴い、体の不調、明らかな頭皮トラブルが見られるときは、専門医に早めに相談しましょう。

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